帯じゃなかったのねー。 簡単にかがってあるだけで、ちゃんと仕立てられてなかった……。 つまり、状態としては「帯地」のままだったのねー。 しかも、帰ってきてから丹念に見たら、中の方にカビが(*_*) 照明暗かったし、わからなかったなぁ。 まぁ、一部だけで、それ以外はきれいなんだけど、甘かったなぁ。

ということで、近江に持ち込んでカビ取り洗い + かがりをお願いすることに。 1万円ちょっと。
うーむ、もっと状態のいいものが買えたな、これは。 慣れないところのセールで買うもんじゃないわね、やっぱり。
アンティークのセールに足を運んだばかりに。

スモーキーピンク、三献上の名古屋。 9,000円也。 うーむ、またもや色買い。コーディネートできるんかいな(^^;) っていうか、献上柄は五献と決めていたんじゃなかったか?

いや、その前に、お太鼓のお稽古に励みなさい。

話を聞いていると、裄で悩んでいる人って、かなりいるみたいだ。 私も改めて測ってもらったが、やはり肩を通すと71cmあると。 さすがに65.5cmの紬は諦めた。 すごく素敵な玉虫だったんだけどなぁ。 でも、袷の紬じゃ出番も少なかろうから、つい買ってしまわなくてよかったんだろう。

雨にも負けず?

2009年10月24日 着物
今日は銀座の松屋で開催中の「きもの」市へ。 平日の寝不足がたたり、1日のスタートが遅かったので、会場に着いたら16:00を回っていた……。

土曜日なので混んでいるかと思ったが、そこそこの人出といったところか。 きものを着た人もちらほら。 4月に正絹のプレタ長襦袢をお得にゲットした、十日町の「花詩歌」さんに行ってみると、今回も同じお値段でワゴンに出ているじゃないか♪ 好きな感じの色柄があったので押さえる。 あぁ、4月に買ったヤツもいい加減で丈詰めしないと。 これから寒くなってくるし、活躍の時期到来 (袷の時期に入ったからというルールとは関係なく。 今日も木綿の単に夏物のうそつきスリップ。 でも、ちょうどいいんだ、これが/笑) だから、すぐに着られるようにしておかなきゃ。 お得ワゴンでは、このほかに丸ぐけの帯締めを1本。 これも4月に買って当たりだったものの色柄違い。 帯揚は難ありの特価品ではなかったけど、細かい唐草模様の臙脂色のものを見つけてゲット。 これは4月の戦利品の色違い。

と、ここで、17:00から会場内の特設ステージで行われる着物スタイリスト・大久保信子さんのミニ・セッションが始まるとのアナウンスが。 え、もうそんなに時間が過ぎたの? と驚く。 そう、本当は15:00からのセッションに合わせて会場へ行くつもりだったのが、その時間に家を出たので(笑)、完全に諦めていた。 様子を見に行ってみると、まだ椅子も空いていたので聞いていくことにした。 着付けのコツ(帯結びの実演はありがたかった)やコーディネートのヒント(三色でまとめるのが江戸!)など、役立つお話を聞くことができた。 優しい雰囲気の大久保さんだが、「とにかく着て出かけてください」 との言葉には、初心者の背中を押す強さが感じられた。 よーし、頑張っちゃおう! という気になる。 おぉっ、着物を着た人が来る!……ではなく、すれ違った後で、あら、今の人、きものだったわね、素敵だったわね……と思われるのが粋。 あぁ、それって理想~。 まだまだ始まったばかりのきもの生活。 どんどん着て、そう思われるような着こなしができるようになりたい。

お話が終わった後は、ネットショップで目を付けていた柿渋染の帯締めを1本選び、お会計へ。 今回もいい買い物ができました! ……ただ、ちょっと最近、お買い物しすぎな傾向。 冬はウールもあるし、祖母のきものや小物を活かすようにして、少し控えないとな(^^;)

ずっと地下を移動していたのでわからなかったが、地元の駅に戻ったら、かなりの雨! 大きい傘を持ってきているとはいえ、裾が気になる~。 こういう時には、確かにポリ着物があると重宝かもなぁ、と思ったりする。 木綿も洗えるけど、縮むリスクがあるし、やっぱり多少の色落ちもあるし、続けて洗いたくないという気持ちが働いて、どうしても雨の日は着るのをやめようと思ってしまう。

……やっぱ、負けてるか。 雨に。

川越へ

2009年9月26日 着物
川越へ
今日は友人と和服デート。 仕立て上がった帯を受け取りに川越へ。 川唐も今日で3回目の着用だが、着付けやすくていい。しかし、長年のつきあいである友人Mと2人で着物 (しかも2人とも木綿だ) を着て出かける日がくるとは夢にも思わなかった。 一緒に着付けを習ったとか、そういうことでもないのにねー。 嬉しいことだ♪

本川越駅で待ち合わせして、目的の呉服屋に向かいつつ、まずはランチ……と入った喫茶店に2時間近くいるって、どういうことよ(笑)。 ま、そうなる予感はしていたんだけどね。 初めて川越を訪ねた時に偶然見つけた紅茶専門店 「紅茶浪漫館シマ乃」 は、カントリーハウス風の可愛くて落ち着いた雰囲気のお店。 喫煙OKなのもありがたい。 季節ものの 「焼きりんご」 フレーバードティーにツナ&レタスのサンドイッチ、そしてHPにあったクーポンでプチデザートまでいただいてしまった。 最初は空いていたのが、どんどんお客さんが増えてきて、午後3時前には満席に。 じゃあ、そろそろ本気で目的地に向かいましょう。
それにしても、今日は人が多い! 菓子屋横丁もすごい人で、あまりゆっくり見る気になれず。 手ぬぐいのお店でオリジナルの川越手ぬぐい (かまわぬ製) だけ購入して、やっと呉服屋さんに到着。 私と同じく縞好きの友人、いくつもの川唐を肩にかけてみて、悩みまくった挙句、お買い上げ(^^)。 仕立て上がりが楽しみだね。
さて、疲れたのでお茶でも……と、またまた紅茶浪漫館へ(笑)。 夜7時の閉店まで語りまくり、本川越で別れた。 結局、喫茶店にいた時間が一番長かったけど、楽しいデートだったなー。 着物が仕立てあがったら、また行こうね。

しかし、電車に片道40分ほど乗るから……と、はりきってビジ英テキストとMDウォークマンを持って来たのに、イヤホン忘れるなんて(--;) バカじゃん。
ちなみに、8ヵ月分近く溜まっていたビジ英だが、残るバックログは1ヵ月分! 頑張って10月中には追いつきたいところ。

ご対面!

2009年2月10日 着物
12月13日、待ちに待った着物がやって来た!

前日に大黒屋さんから電話あり。 夫によれば店名のみを告げ、何屋なのかは言わない。 本人がいないと言うと 「ご注文の品ができておりますので」 とだけ伝言したそうだ。 ブツが着物であることは一切言わなかったとのこと。 そういえば、注文時に書いた自宅の番号に連絡して大丈夫か確認されたっけね。 家族に内緒で買う人が結構いるってことかしらね……。

で、当日の13日は、午後から月例の勉強会 → 忘年会 → 別の忘年会というハード・スケジュールだったため、夫と一緒に車で高円寺に行き、着物&帯を受け取り、ついでに冬のセールの目玉商品というウールのショールを5,000円 (税込み) で買い、夫に託した。 この日、若旦那は何だか忙しかったようで、ちょうど我らが店に着いた時、入れ違いで出て行くところだった。 「こんにちは」 と挨拶すると、さっと店の中を振り返り、別の店員さんに 「○○さん(私)、着物と帯、できてますから」 みたいなことを伝えて出かけて行った。 うーむ、さすがだ。 約2ヵ月前に一度会ったきりの客を一瞬で認識してくれるとは。 あの若旦那ならそうだろうな……と、何となく思っていたので、予想通りで嬉しい。

対面した着物と帯は、あまりに綺麗で改めて嬉しくなってしまった (笑)。 夫は春らしい感じだね、との感想。 ちなみに彼は、所謂 「呉服屋」 的ではない、洋服屋のような店の造りに驚いたようであった。 考えてみれば、それが店に入る敷居を低くしているのかも。 畳敷きで靴を脱いで上がるような店だったら、何か買わないと出て来られない感じがしちゃいそう (笑)。

ちゃんと憶えていなかったので畳紙に書いてもらった着物の種類は 「手織 米澤 紅花紬」。 草木染の色って、ホントに綺麗。 帯は松葉仕立ての袋名古屋帯 (後になって、これを調べるのに苦労したのだ、実は。 袋名古屋 = 八寸名古屋とは知らなかったし、松葉仕立てなんて見たことも聞いたこともなかったんだもん/笑)。 畳紙に包まれた着物を二つ折りにし、やはり畳紙に包まれた帯と一緒に店のロゴ入り風呂敷で包み、それを大きな紙袋に入れて渡してくれた。 実は、どんな形で渡されるのか不明だったので車で来たのだが、これなら電車でも楽に持って帰れたな。 ショールもきれいな薄緑色の風呂敷に包んでくれて、ラッキー (これは夫のおかげなのだ)。

結局、この日は帰りが遅かったので、畳紙を開いて見てみる程度しかできなかったが、すでに愛しくて仕方ない初めての着物と帯。 お正月に実家に着て行けるよう、頑張らないとね。

大黒屋さん、ありがとう!

試験だよ

2009年2月10日 着物
またまた間が空いてしまったけど、http://40227.diarynote.jp/200901141310307404/ の続き。

実は1月末で着付け教室の本科 (3ヵ月) を修了、次のコースには進まなかったので、完全な 「思い出し体験記」 だわな。 ま、記録記録。

12月2日、試験直前の授業なのに、なんと初めての先生登場。 次は試験ですね、と言いながら、着付け道具は風呂敷にお使い包みにして部屋に入ってくるとか、広げたら名札を右上に置いて、道具は風呂敷からはみ出さないようにするとか説明を始めたのはいいんだが、その前に試験の概要を説明してくれないとよくわからんぞ。 例えば、試験官は外部から来るのかどうかとかね。 名札にしたって、どこに置くかってことを言う前に 「当日渡す名札を」 とか、一言添えるだけで話の見え方が違うと思うぞ。

まぁ、そんな細かいことはいい。

この先生、こっちが肌着や長襦袢を着る間、ずーっと関係ないお喋りを続けた挙句、けなげにも習った通りのやり方で長着を着ようとする私に、そうじゃなくて、こうするのよ……的なことを言ってくる。 あぁ、なるほどね、と思う部分もあったので、それを取り入れてみたりして長着を着た。 帯結びは全通、六通、お太鼓の全ての柄付けで復習しましょう、と言われたので、まずは全通柄を手に取って習った通りに……と、先生は違うと言う。 先に胴の二巻き分を測るんでしょ。


???


そんな風には習ってませんが?


これに対し、そんなことあるわけない、という顔で笑う先生。 「だって、測らないでどうやって『て』の長さがわかるの?」 と、完全にこっちが間違っていると決めつけてくる。 冗談じゃねぇよ!と、これまで毎週、帰りのバスの中で書いてきた 「今日習ったことのポイント」 メモを取り出して身の潔白を証明しようと戦った。 さすがに、こっちが間違っているのではないと思ったようだが、それでも自分が言っている方が正しいという空気を漂わせ、テキストや指導要綱 (あるのかどうか知らんが) を調べたりもしない。 非常にムカついたので、先生によって教えることが違うのでは混乱して困る、と強い口調で言ってみたが、あまり真剣に受け止めていない感じで、その後も嫌な女だな……と思いつつ、できるだけ感情を抑えながら授業を受けた。 家に帰って、入学の際にもらったサブ教材で全通柄の名古屋帯の結び方 (長沼流) を確認したのは言うまでもないこと。 この全通柄事件もあって、試験当日は六通柄の帯を使うことが決まった (どれかひとつを自分で選べるのだ)。

12月9日、いよいよ試験当日。 内容は実技のみで、長襦袢を着た状態から15分で長着と帯を身に付けるというもの。 日本和装協会の認定が受けられるのだが、審査員はいつもの先生。 よかった、前回の人じゃなくて (と、マジで思った/笑)。 2時間の授業の前半は練習させてもらえたので、何度か長着 → 帯のおさらい。 最後の方は15分という時間を意識しながら。 家でも練習してきたし、うん、いけそう。

それよりも気になっているのは、試験の説明が書かれたホワイトボードだ。 この試験で着付け講師3級の資格認定が受けられるという主旨説明とともに、「認定申請料 15,800円」 とある。 んーと、払った受験料は 3,800 円だったよなぁ。 何かの間違い……じゃないんだ!

そう、受かっただけでは資格はくれない。 認定してもらうためにお金がいるんだよね……。 冷静に考えてみれば当然のことだった。 が、そういう説明は事前には行われない。

○月×日に試験だからねー。
受験料の 3,800 円、払ってねー。

ま、こんな程度である。 ちなみに、このホワイトボードは教室の奥でひとつ上の試験 (2級) を受ける人との間の衝立になっていたのだが、あちらが先に説明を受けている時に聞こえてきた申請料は 30,000 円とか何とか。 あぁ、こうして上に進むごとに出ていくお金も増えていくわけなのね。

……と、あれこれ考えてみたところで、受験料は払っちゃったし、今日は試験当日。 今さらどうにもならんよなぁ……なんてことを考えていると、そろそろ試験を始めましょうか、との声。 先生からホワイトボードに書いてある内容の説明を受け (今さらって感じだが)、 試験開始。 ま、普段と何も変わらない。 長着を着て、帯を巻いて結んで……。 途中、どうしたわけか手順をひとつ飛ばしてしまい、慌てて少し戻ってやり直すなんてこともしたが (緊張?)、制限時間内に終了。 着姿の自己チェックをする時間も残ったし、練習の時よりもお太鼓の形がきれいにできて満足。 写真を撮っておけばよかったな。

さて、その次の授業の日。 学校に入ると、担任の先生 (と言っても、振り替え続きなので別の先生に教わっている方が多いのだけど) から 「おめでとうございます。 申請するので用紙に記入してください」 と言われ、見ると壁に3級合格者として名前が貼り出されていて、受付の机には資格認定の用紙が準備されている。 勇気を出して、申請しないこともできますよね? と言ってみると、それでもいいけど、申請しておかないと次に進んだ時に、またやり直さないといけなくなるし……みたいな返事。

えーと、実は次のコースには進まないつもりなんですが。

えっ、それは……。 小学校くらいは出ておいた方がいいわよ。

でも、ちょっとねー、仕事も忙しくなってきたしぃ、不況で金銭的にも辛いしぃ……。

などと頑張ったところで、時間がかかりそうだったので、授業が終わるまでに考えます、と逃げた。 この日は、成人の日に斜め向かいの貸衣裳屋さんに着付け師として派遣される人たちの研修が行われていて、人がいっぱい。 全体にバタバタしていて、帰る時には受付が無人状態! これ幸いと認定を申請せずに帰って来てしまった。 というわけで、今の私は 「着付け講師3級の試験には受かったけど資格は持っていない」 という状態。 もっと上に進むためだけの資格はいらないし、それよりも普段の生活で着物を着る機会を増やした方がいと思う。 もちろん、本気で着付け講師になるつもりなら必要だろうけど、マジメな話、最後のコースまで続けるほどの余裕は無いのだ。 でもね、試験を受けたこと自体は、短い時間できれいに着付けることを意識して着るという意味で、いい体験だったと思う。

さーて、宣言はしてきたけど、ホントに次の 「専攻科」 に進まずに辞められるかどうか……。 ちょっとした戦いになりそうな予感。

やっと……

2009年2月8日 着物
玄関の段ボールが片付いた!\(^o^)/

と言っても、すぐにお直しやリサイクルに出すことができないものを、とりあえずモスボックスに入れただけなんだけど (^^;) あんまり長く放っておくと、箪笥の肥やしに逆戻りするだけで意味がないので、時間を作って手を入れていかなきゃなぁ……。 着られるものは早く着てあげたいけど、お直しするにも予算があるし(涙)。 優先順位を付けて計画的にやらないといかんね。

宝箱届く

2009年1月14日 着物
ちょっと話は飛ぶ。

元日に着物で実家へ行った際、気になっていたことを母に尋ねてみた。


おばあちゃんって着物は持っていなかったの?


あるわよ。


!!!

聞けば、母は娘時代にお茶を習っていたらしいのだが(初めて聞いたよ~)、自分では着られない。でも自分の着物は持っていて、祖母に着せてもらっていたとか。 その頃の母の着物や祖母の着物は、叔母(母の妹)が預かっているらしい。次に話す時に聞いておいてくれると言うので、楽しみに待つことに。

それから10日が過ぎ、話を聞いた叔母が「たくさんあるわよー。(どんなものがあるか)見とくわ」と言っていたわよ、と母から聞いて、叔母の家で整理ができたら見せてもらいに行こうとウキウキしていた。 普通に着物を着ていて当然の年代だが、祖母の着物姿は全く記憶にない。 私が知っている祖母は腰が悪く、出かける時にはコルセットをしていたから、着物を着て帯を結んで……は重労働だったのかな。

その2日後、会社で席を外している間に夫から何度か電話があったようなので、何事かと連絡してみると、メールを送ったというので話しながら確認してみる。

母経由で叔母から着物の発送準備ができたとの連絡あり、明日着で送ってよいか聞かれているが、どうしたものか。段ボール5箱だってよー。


な   に?


受話器を持ったまま、あんぐり。なんでそんな展開に? しかも5箱って……。 送料いくらになるのさー(ToT)
とはいえ、既に箪笥や押し入れから出されて段ボールに詰められた着物たちは、さぞかしジャマであろう。 はい、送ってください。

かくして翌日、我が家の玄関には5つの箱が積まれることになった。 1つはデパートの薄い洋服箱で、ほかの箱に押し込めることもできそうだが……。 ざっと中を確認したところ、ほとんどがウールなどの普段着物! 状態も悪くなさそうだし、これは嬉しい。 クリーニングから戻ってきて袋に入ったままのものもあれば、洗い張りしたのだろうか、しつけ糸が付いたものもある。 祖母の手入れが行き届いていたことがわかる。

が、その祖母が亡くなって早23年。 私が一緒に暮らしていた頃には、既に叔母の家に預けられていたみたいなので、少なくともプラス5年で、ざっと30年は箪笥の肥やしになっていたわけだ。 さぞかし息苦しかったことだろう。 実際には、それよりも前からほとんど着ていなかったと思うので、この着物たちが日常的に活躍したのは40年近く昔のことと考えられる。 さーて、そんな中から何枚くらい再生できるだろう。 どうやら腕が長いらしい私には間違いなく裄丈が短いし、身丈も微妙って感じなのよね……。 七緒で仕入れた情報によれば、徒歩もしくはバスで行ける場所に何件か悉皆屋さんがあるという、かなり恵まれた環境にある我が家。 相談に乗ってもらいやすそうな所を選んで足を運んでみよう。 その前に持って行くための整理をしないとね。 叔母から、かなりひどい状態のものも入っているので、ダメだったら思い切って処分してね、と言われたので、その辺は母と中身を確認して決めるつもり。 匂い袋の香りがあまりに強烈で (夫に言わせると「古着のにおい」)、しばらくは段ボールに入れておかざるを得ないのがつらいところ。

春のお彼岸には、この中のどれかを着て祖母のお墓参りに行けるといいな。

早いなぁ……

2009年1月14日 着物
ひゃあ~、2ヵ月以上も更新してなかった!
着付けの3ヵ月コースは次回で最終回ってところまできちゃってるし、なんだか中途半端な体験記になっちゃったなぁ。 えーと、この前の日記では、まだ全通柄の帯かいっ。 お正月の実家訪問と初詣で、既に2回も着物で出かけてみちゃった身には、遠い昔のことだなぁ。

とりあえず、2008年11月後半~12月のお着物生活を振り返ってみるか。 いろんなことがあったぞー。

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近所のホームセンターで姿見が安かったよ、と夫が言う。 しかも、別の買い物をした際に、使用日が限定されている10%割引券をもらったとのこと。 早速、下見に行って商品を決め、割引券を使える日に買ってくれるよう夫に頼んだ。 こうして11月17日(月)、我が家に姿見がやって来たのだった。

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11月27日(木)、大黒屋に頼んでいる私の着物ができてくるまでに、着付けに必要な小物を揃えておかなければ、と思い、雑誌で紹介されていた銀座の「津田屋」に行ってみることに。 下着類が豊富とのことだったので、サイズの相談もできればいいな、と思っていたのだが、応対した男性店員は肌襦袢の実寸を測ってくれたくらいで、相談する雰囲気じゃなかった……っていうか、閉店間際だったから早く帰ってほしかったのか?って感じ。 ま、こっちも 「少々難あり」 コーナーの商品ばかり抱えていたから、ケチな客に見えたか。 それはともかく、肌襦袢と裾よけは、かなりお安く手に入れることができた。 このほか、腰ひもや伊達締として使うベルト (一応、学校でのやり方に合わせて) などを揃えた。

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学校で「着付け講師3級」資格取得の試験があると言われたのは11月後半のことだった。 受験料は3,800円也。 ふむ、これは家でも練習しなきゃいかんなぁ……と、お手頃な着物と帯が手に入らないか、ネットで検索しまくる。 で、見つけたのが「練習用和服袋」なるもの。 織りムラなど少々難ありの木綿着物 + 木綿の半幅帯(こっちは通常商品)がセットで、送料無料の5,250円! 着物の柄は選べないし、裄で選ぶとLサイズになっちゃうのも気になるけど (背は合わないのでね)、練習用だから何でもいいや、と思い切って注文。 せっかく誂えたのに、初めて手にする着物はこっちになってしまった。

で、翌日、段ボールに入って届いたのは、こげ茶の地に紫っぽいピンクの縞が入った着物と、グレーの縞と赤のリバーシブルになった半幅帯。 ほ、これは当たりなんじゃないだろうか。 外にも着て行けそうじゃないか。 実際に着てみると、サイズが全体的に大きいこともあるのか、ちょっと野暮ったい感じかな。 夫には 「仲居さん」 とか 「田舎娘」 とか言われる……。 うーむ、やっぱりLサイズじゃ大きいみたいだなぁ。 いくつかのオンラインショップを見たけど、サイズは同じような感じだったので、プレタ着物は難しいかもねぇ。
でも、ま、とりあえず練習には使えるな、帯さえあれば。 ってことで、今度は吉祥寺のリサイクルきものショップに足を運び、お安い名古屋帯を探す。 これは嫌いじゃないなぁ……と思ったのは、赤地の縞で、細い金糸・銀糸の刺繍で模様が入った六通柄の帯、3,500円也。 状態は悪くない。一応、長さを測ってもらい、大丈夫そうなので即決。 帯締めはオンラインショップで購入 (3本3,000円 = 1本1,000円の福袋で入手。 まともに使えるのは今のところ1本……)したもの、帯揚げは赤い更紗のスカーフ (父のインドみやげ、学生時代のお気に入り) を使うことにして、何とか準備は整った。 試験の前、夫に時間を測ってもらいながら何度か練習。 リサイクル帯はポリエステルだからか、お太鼓がくたっとしてしまうけど、色や柄は悪くない。 洗ったら、もう少しきれいになるかな。

さぁ、こうして十分に(?)練習を積み、いよいよ迎えた試験当日。 そこには思わぬ落とし穴が……!

というところで、続きはまた今度!
本日、第 5 回目の授業。 いよいよ完成形となる日である。

本日の授業内容:

- 全通柄の名古屋帯を結ぶ

まずは帯の種類に関する講義から。 丸帯、袋帯、名古屋帯、袋名古屋帯、昼夜帯 (鯨帯とも) など、いろいろな種類の帯について、先生が実物を見せながら特長などを説明。 そして実技は、全通柄の名古屋帯でのお太鼓結び。 ここでは普通の帯枕ではなく、オリジナルの 「みはま姿 」という道具を使う (と書いたら、どこに通っているかわかる人も多かろう)。 今日は最初なので、あらかじめクリップを使ってお太鼓を作っておいて、それを背中に回す方法で。 それから、「て」 を巻いて (帯を回すのではなく自分が回る) いく。 ひと巻きして締め、ふた巻きして締め、残った 「て」 をクリップでいったん止めておいて……と、先生の実演についていく。


ん?


その 「て」 は、一体どこから出てきたの、先生?


も、もしや!


先生、長さが足りませーん (T_T)

さすがにショック大きい。 たくましく育ちすぎたか……。 が、先生は慌てることなく、ひと巻きでやってください、手順を憶えることが大事だから。 まぁ、そりゃそうだけど……。 というわけで、なんとか帯は付いて、これにて着物姿の完成。 とは言え、背中でお太鼓を作ったわけでもないし、長さは足りないし、あんまり 「いぇーい! 自分で着られたぜー!」 という感動もなく。 うーん、なんか淋しい気もするが、まだまだ先は長い。

授業後、ずっと気になっていたことを先生に尋ねてみる。 私って補正する必要あるんでしょうか。 薄手とは言え、タオルを 2 枚も巻いているわけで、帯の長さが足りない原因のひとつでもあるんじゃないかしらん、と思ったわけだ。 先生のお答は、今は決められた通りにやってください。 ここは学校ですから。 自分の体にあった補正は上のクラスに行ってからね。 ……ふむ、そうか。 わからなくはないけど、なんとなーくすっきりしない感じ。 その辺は自分で研究してみるしかないのか。 とりあえず、次回は違う帯を使ってみようかな……。

思わぬ展開

2008年11月8日 着物
高円寺に到着、ぷらぷらとアーケードを進むこと5分ほど? 目指す大黒屋さんが見えてきた。 ガラス越しに店内を見ると、何人かお客さんが。誰もいなかったら入れないかも……と思っていたので (意外と気弱)、ちょっと安心。ドアを押して、いざ店内へ!

ざっと棚をひとつ見たあたりで、接客中だった若旦那がやってきて、何がどこに陳列されているのか簡単に説明してくれたので、まっすぐに紬の棚の前へ。 が、何と言っても並んでいるのは反物。 勝手に広げるわけにいかないので (転がっちゃったりしたらシャレにならんし)、触ることもできず、眺めるしかない。 と、そこへ若旦那がやってきて、「どういったものを?」 みたいなことを聞くので、着付け教室に通っていること、生まれて初めて呉服屋さんに来ていること、基本的にリサーチ目的であることを伝えたところ、丁寧に説明したり、反物を広げてみせてくれたりする。 興味があるのは紬だと話すと、いくつか出して合わせてみてくれた。

まぁ、どれもステキ……(笑)。

最初の着物とわかっていることもあってか、無地感覚で着られますよー、というもの中心で、色はピンク系。最初に出してくれた格子柄は、ちょっとなぁ……と思ったんだが、合わせてみたら、ほぅ、こんな風になるのか……と印象が変わった。 見事にハメられてる感じもするが、何せ足首までを覆うわけなので、洋服以上にちゃんと合わせてみないと選べないものなんだな。 帯もあれこれ出てきて、いろいろとコーディネートしてもらい、ちょっと傾きかける私に若旦那、高い買い物だから一度帰って考えてきてくださいって皆さんに言うんですよ。 それでも忘れられなかったら来てくださいって……などと言い出す。 あぁ、なんて嬉しいお言葉。 が、ここで問題がひとつ。 このお店、実は明日まで創業記念セール開催中なのだ。 で、私が傾いているのは、セール価格なら手が届くから。 そして、明日はバンド練習だから来られない! 悩みどころだが、明日までに電話で伝えれば、来店が期間終了後でも対応してくれるとのこと。じゃあ、考えてきます。 あ、ちなみに見せていただいた帯は、おいくらくらい?

……これが罠だった。おかみさん (若旦那のお母上) ったら、さっきは出してなかった帯まで見せてくれちゃって。それがまた妙にステキな上に、とってもお買得になっている (とのこと)。 鏡の前に逆戻り、着物と合わせてみたらば……!

やべぇ、すっごくいい(^^;)

……カード使えます?

うーむ、せっかく見るだけで帰れそうだったのに、思いがけず初めての着物を誂えることになってしまった。帯揚げと帯締めもコーディネートしてもらい、全部で先日の桜柄の反物 + お仕立て代と同じくらい。無理はないけど、ちょっと頑張らないと……ってところか。

正直、これが良い買い物だったのかどうかはわからない。 自分としては、いいお店でいいものに出会えたと思っているけど、何と言っても初心者。 正しく価値を判断できる自信はない。 でも、自分が着るものだから、気に入って決めたということが一番大事。 それでいいんだと思う。 しかし、購入のタイミングとしては早すぎたかな……。 でも、仕立て上がり予定は12月13日。 それまでには授業もだいぶ進むし、ちゃんと着られるように頑張ろうっと。

結果

2008年11月8日 着物
学校で勧められた着物が忘れられず、あれこれ考えて出した結論。

やっぱり無理だよ、うん。

そもそもカジュアルに着物を着たいというのが着付け教室に通い始めた理由であり、今回の着物&帯を買うことは目的に合わない。 というか、逆に目的から遠のく結果になる。 だって、これを買ってしまったら、ほかに何も買えなくなっちゃうもの。 せめて着物だけでも……とも考えたが、それに合う帯 (しかも手の届く範囲で) を自分で探す自信はない。 まだ自分で呉服屋さんに行ったこともない人間が、学校という閉ざされた世界だけを見て、いきなり背伸びするのはよくないと思うし。 それに、これを買ったからって、別の着物を欲しくならないわけじゃないんだから。

ということで、土曜日は学校に行くのをやめて、外の世界で着物を見て歩く時間を作ることに。 この日は午前中に人間ドックへ行くから、その帰りにあちこち立ち寄ってみよう。

まずは、新宿の某百貨店に入っているチェーンの着物リサイクルショップから。 入ってみると、ちょうど別のお客さんがいたので、1人しかいない店員は私に見向きもしない。 これ幸いと棚に並んでいる着物のサイズと値段をチェック。 アンティークやリサイクルは、小さめなものが多いと雑誌で読んでいたのだが、なるほど裄丈が 63 ~ 64cm くらいのものがほとんど。 ちゃんと採寸したことないけど、自分の裄は 70cm 前後のはずだし、学校で使っている長襦袢の裄丈が 65cm でちょうどいいんだから、確実にそれより長くないと。 お値段は手頃で、ちょっといいな……というものもあったけど、やっぱりサイズが厳しそう。

お次は同じ百貨店の呉服売り場。 興味を持っていなくても、呉服屋さんとして名前だけは知っているぞ、というお店を外から眺める。 ここは足を踏み入れたら、すぐに声をかけられそうだ。 ディスプレイに付いている値札を見て、高すぎるものばかりでもないのね……などど思いながら、店には入らず。 隣に草履屋さんがあったので、草履のお値段もリサーチ。 うーむ、これは慎重に選ぶ必要があるな。 そんなに何足も買えない。

ついでに……と、別の百貨店の呉服売り場も覗いてみたが、こちらは 「洗える着物」 = ポリエステルを前面に押し出していた。 手入れも楽だというし、もちろん興味はあるけど、最初の 1 枚に選ぶかどうかは決めていない。 とりあえず、ポリエステルの品揃えはいいらしいということがわかった。

さて、いよいよ本日のメイン企画、「街中の呉服屋さんへ行ってみよう」 の時間がやってきた。 選んだのは高円寺、PAL アーケードの中にある 「大黒屋」 さん。 古書で買った着物ムック 「七緒」 で見たお店で、HP を見たところ、なかなか感じがよさそうだったし、高円寺なら定期で行けて楽だし (笑)という理由で選んだのだ。 ドキドキの初体験。 どんなことになるのやら……。(続きはまた後で!)
4 回目の授業……ってことは、もう 3 分の 1 なのかぁ。 早いもんだ。

本日の授業内容:

- 見る目を養う

うーん、そんなんじゃなかったはずなんだが、結果的にそれがメインだったなぁ。 今日は帯を結べると思って楽しみにしてたのにぃー。
染色家の先生の話を聞くというようなことだったんだが、今日はいらっしゃらないとのこと。 が、行った時から気になっていたのは一番手前の教室。 反物がずらりと並んで呉服屋状態……。 何ごとかね、と他人事のように構えていた。 そう、この時は。

教室がひとつ呉服屋になっているため、同じ教室に上級者、中級者、そして初級者が入り乱れ、何だか先生もソワソワと落ち着かない様子。 ところどころ質問しながら、とりあえず 1 人で長着を着るところまで。いくつか注意点を聞いて、もう一度、長着を着る。2 回目は上前と下前の裾線が微妙に合わず。 あと、次回は衿の合わせをもう少し深く、とのアドバイス。

で、「早く見たいでしょう」 的なことを言われ、いや、別に……、時間あるなら帯に進んでほしいんですが……と思いつつも、長襦絆姿で呉服屋ルームへ。 実際に反物を合わせて顔うつりを確認し、どんな色が似合うか知りましょう、ということらしい。 と言われても、勝手に反物を手に取っていいものか、広げていいものか戸惑う。 そんな中、色はピンクが好きと言った私の言葉に先生が手に取って合わせてくれたのは、灰色がかったピンクの反物。 柄は何なのかよくわからないけど、点在しているので、全体の印象は無地に近い。 ……いい色だなぁ。 地味かと思ったけど、そんなことは全くなくて、実は非常に好みの抑えめピンク。 カットソーなら色買いしているところ。 染色工房から出張してきている京都アクセントのお姉さんが、生地を広げて着物を着ているかのように巻いてくれながら、柄はシルエットの桜なんですよーと説明してくれて、一堂びっくり。 おぉ、確かによーく見ると大柄の桜が。 花火?と思っていたのは、花の中心部分だった。

な、なんてステキ……。

いかにもじゃない桜は、嫌味がなくて、とてもセンスがよい。
その着物に、黒地に八重桜が描かれた帯を合わせたら、もう……! ステキすぎちゃって着て行く場所がないよ(笑)。
この後、こんな帯やあんな帯も合いますよーとか言いながら、ちょっとぼかした桜の染帯、2 羽の鳥(カワセミ?)が描かれた帯などを合わせてもらう。
あまりに着物が素敵で、妙に色が似合っちゃってることから、ほかの反物を合わせることもなく、これじゃ 「どんな色が似合うか」 の確認になってないじゃん。 でも、ホントに素敵よねー。
と、そこで、工房のお姉さんが 「ちなみに」 と軽やかに計算機を叩いてみせてくれた。 ふむふむ。 着物 + 帯のお仕立て代&小物代込みで……。

はい、さよなら!

やっぱりねー。 着物の値段だけ考えたら安いんだと思うけど、買うなら帯も合わせとかないと。 が、そうなると今の私には無理……すれば何とかなるけど、買っちゃったらほかの着物が買えなくなって、完全な一張羅になってしまう。 それじゃ目的が違うのだ。 でも、いいわよね……と見惚れる私に、気が付けば 2 人の先生と工房のお姉さんが、「決めちゃいなさいよ」 ビームを送っているじゃないか(^^;)

しまったぁ、カモに見えたのか、俺……! えらいこっちゃー。 というわけで、お断り作戦を展開するも、「木~土曜日には染色家の先生がいらっしゃるから、どう? また違うコーディネートしてくれるかもしれないし。 その場で可愛い鳥を描いてくれたりしますよ」 などと言われ、そこは全く興味がないわけではなかったので、じゃあ来ようかな……と返事してしまった (^^;) その気になっている先生、この反物を取っておきますから、とか言ってくれる。 あぁ、よくないな。 結局、決断を先送りしただけの状態。

……でも、この時はどこかに 「なかなか出会わないものかもしれない。ちょっとムリしても買っておく……?」 と、無謀な迷いが残っていたのだ。

さーて、どんな決断を下すのだろう (って他人事みたいに/笑)。
土曜日まで、あと 3 日。

完成間近

2008年10月28日 着物
入学式から数えて、早くも3回目の授業。 今週末は京都へ1泊2日で強行するので、火曜日に振り替え。 基本的に担任制になっているんだけど、なぜか今日から先生が変わった。 長襦袢に衿芯を入れる時や補正の際に紐を結ぶ位置など、ちょっとしたポイントを教えてくれて良かった。

今日の授業内容:

ずばり!

- 長着を斬る……違うっ、着る

とりあえず、先週の復習も兼ねて自分で長襦袢まで着てみる。 が、やはり忘れてるー。 先生にポイントを教わりながら、何とか準備完了。 今日は織りの着物を着てみるということで、貸し出し用の着物から好きなものを選ぶ。 身長を聞かれて、長いものがいいかも、と言われたのだが、何だかなぁ……という色と柄ばかりだったので、普通の長さのものから選んだら、やっぱり短いらしい。 決して背は高い方じゃないんだけどねぇ。 結局、黄緑の地に花柄の 「背の高い人仕様」 の着物を着ることに。 微妙にカビくさい気がするんですが…… (^^;)

手順に従って、裾線を決め、ベルトを使って着てみるも、でき上がってみたら、裾から裾よけが出てるよ、おい (笑)。 実は先週、長襦袢を着た時にも裾よけがはみ出していたので、気をつけたつもりだったのだが。 でも、それを見た先生が、改めて着る時の目安を教えてくれたので、次回はばっちりだな (多分)。
裾よけは足袋の上端から拳1つ分くらい上、長襦袢は足袋と同じくらいにあわせる、とのこと。

着たり脱いだりを繰り返すこと3回。 おはしょりがうまく取れず、きれいに着られていなくて、しょぼん……。 慣れればきれいに着られるようになるのかしらん。 うーむ、かなり不安だ。 とりあえず実技で流れをつかんだので、この状態で教本を見れば、細かい部分の理解も深まるかも。

今日の授業は帯板を付けるところまで。 帯は次回のお楽しみ。 完成まであと一歩ってところだね。 来週は講義で染めの話があるらしい。 そういうお勉強は楽しそうだ。

今日も同じ部屋で2つのクラスが同時進行。 まぁ、先生が違ったから、あまり気にならなかったけど。 先週は1人の先生がレベルの違うクラスを同時に進行させる……っていう荒業だったからねぇ。 あれは勘弁してほしい。 今日も、もう1人の先生がこっちの話に入ってきたりしたけど、いい具合の絡み方でかえって楽しかった。 それぞれの八掛自慢ショーもあって面白かった (笑)。 皆さん、おしゃれなのだなぁ。

お裁縫

2008年10月21日 着物
今週末は八ヶ岳ツアーなので、火曜日の夜クラスに振り替えてもらった。 18:30からなので、定時に会社を出ないと間に合わない。 1週間前から 「早く帰ります」 宣言をしていたのだけど、急に忙しくなって1日中バタバタ。 それでも何とかぶっちぎって、5分の遅刻で到着。

今日の授業内容:

- 長襦袢に衣紋抜きと半衿を付ける
- 長襦袢を着る

というわけで、大の苦手のお裁縫(笑)。 まともに針を持つのは何年ぶり? の世界だったけど、何とかクリア。 これから先、着物を着ようと思うなら、苦手とか言ってられないのよねー。 長襦袢と衣紋抜き、半衿は学校からのプレゼント品で、授業で使うものとしてロッカーに置いてくるので、近いうちに家用のものを調達して復習しておかないと。
無事に(?)半襟が付いた長襦袢を着てみるまでが今日のカリキュラム。 肌襦袢と裾よけを付け、タオルで補正してから長襦袢を着る。 これも復習しておかないと忘れるだろうし、慣れることが大事だと思うので、ホントは何度も着てみないといけないんだが……。 先は長いなぁ。

次回は早くも長着を着る実技。 学校に着いたら 「長着を着る準備をしておいてくださいね」 と、先生にっこり。 つまり、今日の授業でやったところまで1人でやっておかないといけないわけだ。 どうなることやら……。

そんなこんなで、あっという間の2時間。 昼間のバタバタもあって、どっと疲れちゃった。 楽しいけどね!

とりあえず、来週もまた火曜日に振り替えてもらったので、もう少し余裕を持って行けるようにしたいものだ。

入学式

2008年10月11日 着物
入学式
今日から3連休♪ 見事に3日間とも予定が入っているけど、家にいられる時間が長いのは嬉しい。ホントは仕事が詰まっているから、動ける日が1日減るのは非常に痛いんだが……。と言いながら、遊びまくってしまうのは、いつものこと。だって、お休みだもんね。

初日の今日は、午前10:00からドキドキの入学式♪ そう、今月から着付け教室に通うのだ。 やっと今年の目標に向けて歩き出したよー。
えぇ、もう10月ですけどね(^^;) 大丈夫、まだ今年の内だ。
まずは3ヵ月コースで、目標通り年内に着物を着られるようになる予定。 まぁ、具体的な行動に出たのは遅かったけど (春を逃した後、夏には始められない自分に気がつき、秋になっちまった)、ネットでリサーチしたり、ムックを買って読んでみたり、多少の下準備はしてきたのだ。 その甲斐あって、体験入学で着物を着せられた時にも(服の上からってのには驚いた/笑)、早口の先生があれやこれや説明していることも何となくわかったし。 さて、ホントに着られるようになるのか? センスよくない子のあたしにコーディネートできるのか(笑)? いろいろと不安もあるけど、楽しみの方がはるかに大きいのだ。

3ヵ月、12回の授業の初回にあたる今日は、コースの全体的な説明が主。 自分が着られるようになるためのコース、3ヵ月+4ヵ月の後、人への着付けができるようになるコースがあり、そっちへ進むと1年とか2年……って話になるそうな。 とりあえず、次の4ヵ月コースまでは取ることになるかな。 最初は手結びではなく、ちょっと工夫された着付け小物やベルトなどを使って着られるようにするとのこと。 あたしの目的に合っていて、ありがたい。 はてさて今年の目標を見事達成できるのか。あと3ヵ月で今年も終わりだ。
そういえば、今回の入学でも「えらべる倶楽部」が活躍。 受講料を6500円くらい割り引きしてもらっちゃった(^^) ホントにありがたいことだ。

お昼に終了、夫と待ち合わせして「日本一おいしいミートソース」との看板を出しているイタリアンのお店「トスカーナ」でランチ。 ミートソースなんて滅多に食べないから比較できないけど、確かにおいしかった! かなりデミグラス風味が強めのミートソースだったけど、しつこくなくて、たっぷりの量でも飽きがこない。 パンを注文して、お皿にソースを残さず。 このパンがまたおいしくてねー(笑)。
土曜日のお昼、ちょっと贅沢なランチタイム (サイドオーダーがなければリーズナブルなんだけどね……) を満足させてくれるお店だった。

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