ひと足お先の夏休み - 2

夏休みも3日目だが、なかなか気持ちよく晴れてくれず、今日も湿度が高い。
が、雨さえ降っていなければ……と、浴衣の洗濯を決行した。 昨日調達した、たらい代わりのプラケースを使ってエマールで手洗い。 長～いこと箪笥で眠っていたせいか、水に浸けたら、ほのかに樟脳の香りが。 普通にしている分にはわからなかったんだけどな。 絞りの浴衣なのでアイロンがかけられないため、ほんの少しだけ脱水して物干し竿にかける。 どこかで絞りは乾きが早いと読んだけど、ホントだった。 ただし、いつまで経っても衿だけ湿っている感じがして、この後も何日か着物ハンガーに掛けておくことになった。 広衿だともっと早く乾くのかなぁ。

浴衣が予想以上に早く乾きそうなので、続いてデニムの着物を洗う。 こちらは購入時に付いてきたリーフレットに 「洗濯機 OK 」 と書いてあったので信じることにして洗濯機に放り込んだ。 ドライ・モードで洗い上げ、こちらも脱水は軽くしておいて物干し竿に通して陰干し。 水が切れたところで取り込み、しばし着物ハンガーに掛け、最後にアイロンをかけてでき上がり。 色が少し抜けたから、次に着る時には色落ちも激しくなくな……ってるといいなぁ。

やっと着物の洗濯ができて、すっきりさっぱり。 夫は仕事だし、帯結びの練習でもするかね。 もう1枚の絞り浴衣を着て、帯を出してきたところへ夫登場。 京都へ行く際の手土産を買おうと思っていたお菓子屋さんは明日が定休日だから、今日これから行っておかないと……などと言い出す。 というわけで、急遽、吉祥寺に行くことになったので、そのまま出かけることに。 時間に余裕はなく、帯は毎度おなじみの 「かるた結び」 にするしかなかったのね……。 帰宅後は、疲れたので浴衣を脱いでしまい、帯結びの研究はできずに終わる。 浴衣でおでかけができて楽しかったけど、そろそろ 「かるた結び専門」 から抜け出したいところなのよねー。 何とか時間を見つけて頑張らねば。