本日、第 5 回目の授業。 いよいよ完成形となる日である。

本日の授業内容:

- 全通柄の名古屋帯を結ぶ

まずは帯の種類に関する講義から。 丸帯、袋帯、名古屋帯、袋名古屋帯、昼夜帯 (鯨帯とも) など、いろいろな種類の帯について、先生が実物を見せながら特長などを説明。 そして実技は、全通柄の名古屋帯でのお太鼓結び。 ここでは普通の帯枕ではなく、オリジナルの 「みはま姿 」という道具を使う (と書いたら、どこに通っているかわかる人も多かろう)。 今日は最初なので、あらかじめクリップを使ってお太鼓を作っておいて、それを背中に回す方法で。 それから、「て」 を巻いて (帯を回すのではなく自分が回る) いく。 ひと巻きして締め、ふた巻きして締め、残った 「て」 をクリップでいったん止めておいて……と、先生の実演についていく。


ん?


その 「て」 は、一体どこから出てきたの、先生?


も、もしや!


先生、長さが足りませーん (T_T)

さすがにショック大きい。 たくましく育ちすぎたか……。 が、先生は慌てることなく、ひと巻きでやってください、手順を憶えることが大事だから。 まぁ、そりゃそうだけど……。 というわけで、なんとか帯は付いて、これにて着物姿の完成。 とは言え、背中でお太鼓を作ったわけでもないし、長さは足りないし、あんまり 「いぇーい! 自分で着られたぜー!」 という感動もなく。 うーん、なんか淋しい気もするが、まだまだ先は長い。

授業後、ずっと気になっていたことを先生に尋ねてみる。 私って補正する必要あるんでしょうか。 薄手とは言え、タオルを 2 枚も巻いているわけで、帯の長さが足りない原因のひとつでもあるんじゃないかしらん、と思ったわけだ。 先生のお答は、今は決められた通りにやってください。 ここは学校ですから。 自分の体にあった補正は上のクラスに行ってからね。 ……ふむ、そうか。 わからなくはないけど、なんとなーくすっきりしない感じ。 その辺は自分で研究してみるしかないのか。 とりあえず、次回は違う帯を使ってみようかな……。

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