紅茶の話 - 2

あのティーバッグ、まずい。やだ。これから変えるつもりなら、やめてよ。

…と、総務の担当者 （と言っても一人しかいないんだけど）にクレームをつけたところ、同い年の彼は困ったような顔をした。
聞けば、ROUGE は不評なのだとか。
そうなの？ 結構まともなティーバッグだと思うけど…。

「だって、これさ、なかなか色が出ないじゃん」

Darjeeling だもん。…にしちゃ、水色は濃い方だよ。

「で、色が出ないから長く入れとくと渋くなるじゃん」

Darjeeling だもん。…っていうか、当たり前だろ！

…ということで、業者に相談したところ、ほかのもありますよ♪ と言って持ってきたのが、今回のティーバッグなのだそうだ。 ちなみに、T 社に関しては、その業者との間で契約が切れただか何だかで、もう入らないらしい。 ROUGE だと、1種類のみになることも不評の要因になっているようだ。が、もうすぐ ROUGE の Earl Grey が入ると業者が言っていたそうなので、それを持ってきてもらって、また反応を見よう…というところで話は終わった。とりあえず、検討はしてくれるとのことでよかったけど、あまり期待せずにいよう。だって、その Earl Greyが、また 「プチ本格派」 みたいな感じで、微妙にクセがあって受け入れられなかったりするかもしれないし。評判がよかったとしても、Earl Grey だけでは、また不満が出るだろうし。

…と、偉そうに文句をつけているが、ちゃんと自分のお気に入りのティーバッグ、おなじみの PICKWICK を 2 種類、ちゃんと常備している。 けど、そればっかり飲んでいてはもったいないというケチな根性と、普通の紅茶が飲みたい時もあるので、会社常備のティーバッグには、おいしくあってほしいのだ。 考えてみれば、ティーバッグを常備してくれているだけでも、ありがたいことなんだけどね。

ちなみに、あたしの会社でのティーバッグ消費量は、一日に平均で 5〜6 袋といったところか。

さて、残り少なくなってきた ROUGE の Darjeeling を飲みながら、仕事再開といくか。