寒くなっても食べたいよね
2004年10月13日9月の終わり頃だったか、新聞にグリコの新しいアイスクリームの折込み広告が入っていた。名前は「和ごころ」で、抹茶黒みつ、黒豆、紫いも、粒あずき、黒みつの5種類。お彼岸も過ぎた季節にアイスの広告とは…と思いつつ、とても心魅かれる広告だった。近所のスーパーのチラシで安売り情報を見たら、もう試してみるしかない!…ってことで、抹茶黒みつ、紫いも、粒あずきの3種類を食べてみたのだが、どれもなめらかで上品なお味。おいしい〜。抹茶黒みつは、ミルクくさくなくて、かすかに苦味のある抹茶のアイスに、甘い黒みつがよく合う。ホクホクした豆がたくさん入っている粒あずきもよい。紫いもは食べた瞬間、「あぁ、紫いも。なるほど…」と感じるのだが、アイスに合っていないことはなくて、とても上品。
紫いものアイスクリームといえば、マニラには昔から紫色のアイスクリームがあった。「和ごころ」の上品な薄紫にはほど遠い、濃い紫色のウベ (Ube) のアイスクリームだ。どぎつい紫のアイスを、あたしはほとんど食べたことがないのだが、あれは紫いもを使ったものだとは聞いていた。
チリンチリン…とベルを鳴らしながら、アイスクリーム屋さんが売りに来る。コーンの上にまーるくアイスをのせてくれる。懐かしい風景だなぁ。
今、日本で食べるアイスといえば、ほとんどがカップに入っていて、たまにしか食べられないようなお値段だったりする。たまに、パリパリのコーンや、それにアイスがしみて柔らかくなったところが懐かしくなったりする。
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しかし、ここのところ「和」がブームだよねぇ。あたしは昔から和風のものが大好きなので、なんか複雑…。まぁ、新選組ブームと同じで、何か欲しいと思った時、趣味に合う選択肢が増えたと考えれば喜ばしいことだ。
幕末から明治にかけて、日本が西洋の文化を取り入れた速さ、それを独自のものに消化した力はすごいものだと思っているんだけど、今のブームも「和」をうまく現代のものと融合させているなぁ…と思うものが多い。ただ、米国の一流ブランドにも「和」の柄を取り入れたものがあるのには、ちょっと驚いたけどね。それほど、ジャパン・マーケットの力が強いということでもあるのかね。本国でも売れるんだろうか…。
紫いものアイスクリームといえば、マニラには昔から紫色のアイスクリームがあった。「和ごころ」の上品な薄紫にはほど遠い、濃い紫色のウベ (Ube) のアイスクリームだ。どぎつい紫のアイスを、あたしはほとんど食べたことがないのだが、あれは紫いもを使ったものだとは聞いていた。
チリンチリン…とベルを鳴らしながら、アイスクリーム屋さんが売りに来る。コーンの上にまーるくアイスをのせてくれる。懐かしい風景だなぁ。
今、日本で食べるアイスといえば、ほとんどがカップに入っていて、たまにしか食べられないようなお値段だったりする。たまに、パリパリのコーンや、それにアイスがしみて柔らかくなったところが懐かしくなったりする。
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しかし、ここのところ「和」がブームだよねぇ。あたしは昔から和風のものが大好きなので、なんか複雑…。まぁ、新選組ブームと同じで、何か欲しいと思った時、趣味に合う選択肢が増えたと考えれば喜ばしいことだ。
幕末から明治にかけて、日本が西洋の文化を取り入れた速さ、それを独自のものに消化した力はすごいものだと思っているんだけど、今のブームも「和」をうまく現代のものと融合させているなぁ…と思うものが多い。ただ、米国の一流ブランドにも「和」の柄を取り入れたものがあるのには、ちょっと驚いたけどね。それほど、ジャパン・マーケットの力が強いということでもあるのかね。本国でも売れるんだろうか…。
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