気晴らしも兼ねて、友人Mと江戸東京博物館の「新選組!」展を見に行った。大河のタイトルを使っているが、特に深く関係しているわけでもなく、書簡などが多く展示された見応えのある企画展だった。個人的には、島田魁の日記が、小説で読んだマジメさがにじみ出ていて印象深かった。まめな人だったのね〜。っていうか、この当時の人たちって、筆まめ。まぁ、京から遠く離れた故郷への連絡手段が、これしかなかったわけだから理解もできるけど、残してきた家族や懇意にしていた人たちなどを思いやる気持ちにあふれた手紙を読むと、また色々と考えさせられるものがある。

それにしても、混んでいた!まぁ、予想はしていたんだけど、さすがに入り口で観光バスを見た時は、気が遠くなった。思ったよりも年配のお客さんが多かったのに、ちょっと驚いた。それに子供!彼らも大河を見ているのかしらね…。彼らの目には、あの達筆な手紙の数々は、どんな風に映ったのやら。

11:00に駅で待ち合わせて、企画展を見終わったのが14:45とは、一体どういうことか…。我ら、時間かけすぎ?
足は疲れる、おなかは減る…。ごはんにしましょう。と、その前におみやげ、おみやげ。図録は2,200円なり。今、この時期に新選組がこんなに盛り上がった…ということの記録的な意味でも入手したかったが、結局は見送った。以前なら、こういう状況の時には間違いなく手を出しているはずだが、何だか今回はそんな気にならず。倹約…ということだけではなく、何となく手が出なかった。でも、石田散薬の袋を模した「石田散飴」は買ってしまった。中身が黒飴だったら楽しいのにな(残念ながら、中身は誠の字の金太郎飴だった…)。

遅〜いランチは、博物館内のレストランで。銀シャリを売り物にしていて、お櫃にご飯が入ってきたのがナイスでした。もちろん、ご飯は美味しかった。さぁ、のんびりしてはいられない。次は常設展だ!

う〜ん、こちらも見応えあり。結局、全部は回れず。見た中では、大名屋敷の復元模型や江戸の風景を描いた屏風などが楽しめた。江戸の町の様子、人々の暮らしや文化が広く紹介されていて、充実している。これは、早く後半を見に行かなければ。

Mとは、入り口も同じ新選組ファンだが、読んでいる本が違ったりするから、いろいろな視点から見た彼らを語り合えるのが楽しい。
最近は関係する出版物も多く、一体どれから手をつけたらいいのか難しいところだけど、これからも自分のペースで彼らを追っていこう。…まずは「燃えよ剣」のビデオを早く観てみたいかな。

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親父は、検査入院から退院せずに、そのまま治療に移ることになったらしい。まぁ、その方が安心だよな…と、少しホッとする。検査でほかに何か発見されなければいいのだけど。さすがに気が重い。

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