Never look back.

2004年4月9日
過去の自分について、あまり考えないようにしている一時期の自分がある。正しかったとは思わない。では、間違っていたのかというと、そうも思わない。ただ、一日一日が楽しければ、それでいいと思っていた。その先に何があるのか、そんなことは考えなかった。いや、結果がわかりすぎていたから、考えないようにしていたのかもしれない。あの時期の自分が、今のあたしに残したものは、自らの意思でそれを壊し、残骸を踏み越えて前に進むことができたという強さ。自らが闇に向かって突き進まないように、自分で自分を守ったという自信。そうやって進んできたことに後悔はない。でも、あの時期の自分に対する後悔もない。それは、ある一時期、前に進むために必要だった別の世界。壊すのが怖い気持ちがあったのも確かだ。でも、壊していなかったら、先が見えない闇の世界を今もさまよっていたかもしれない。今、ふと振りかえってみれば、良い思い出でも悪い思い出でもない。でも確かにそこに存在した時間と空間。ただひとつ言えるのは、二度と踏み込みたくない…ってこと。

一寸先は闇。ぬかるみにはまらないよう、気をつけて進まないとね。

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