3連休の過ごし方 - 3

2004年3月21日
さぁ、今日で3連休もおしまい。やっと晴れたね〜。今日は暖かいらしい。でも、洗濯物を干しに出たベランダに吹く風は、まだまだ冷たい。

今日は母と二人で練馬へお墓参りに行く日。でも、すっかりサボった家事を放っておくわけにいかないよね。洗濯、散らかした部屋の片付け、掃除…。といっても、そんなにテキパキさんじゃないのよね〜。予想以上に時間がかかり、やっと出かける準備ができたのは、14:00過ぎだった…。

杉並から中野を抜けて練馬へ向かうバスから見えるのは、古いものと新しいものが混在する光景。あちらこちらに建設中のマンション。そんな中にポツンと、今では滅多にお目にかかれない古いお家。通り過ぎる風景の中に見つけた「アウル(Owl)」という名前の喫茶店。今度、来てみなきゃ!
電車が高架になって踏切りがなくなり、バス・ターミナルも整備された練馬駅。古い商店街の中にあって、何だか浮いてる感じ。商店街も今ひとつ活気が足りないような気がする。こうやって、町全体が変わっていくんだね。春のお彼岸の楽しみにしていた「練馬名物いちご大福」があった和菓子屋も、何年か前になくなってしまったし。ホントに大きないちごが入ってたんだよね〜。懐かしいな。

今回は、私にとって一年以上ぶりのお墓参り。前回から今日までに、我らを取り巻く環境もずいぶん変わった。これから先も変わっていくんだよな。お墓の前で、祖父母のことをあれこれと思い返す。こうやって人間の歴史は刻まれていくんだな。

駅まで戻り、いつもの喫茶店で一休み。ショートケーキが食べたい、という母をちょっと頼もしく思う。陽も落ちて、すっかり寒くなってしまった。おみやげのおはぎを持って、帰りのバスへ。まだ咲いていない桜の木を眺めながら、ふと母が「昔はお彼岸で連れてきてもらうのが楽しみでね…」と言う。そうだよね…。昔はそうだったんだよね。その頃とは比べものにならないくらい豊かになった現在だが、年に2回の家族でのおでかけが楽しみだった時代を少し羨ましいと思った3連休最後の日。

あ、ちなみに話のタネにと買ってみた「練馬大根」という名前のおまんじゅう(大根の形をした普通のおまんじゅう)は見事にハズレだった!

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